ブログを始めた理由③

いよいよ耐性ができ始め、薬の効き目が落ちてきている、ということになり
「薬を2種類増やしましょう」
ということになった。

効き目が落ちてはいるものの、まだその薬が全く効かなくなっているわけではない。
ということで、翌月からその薬にプラス2種類増やした計3種類の薬での治療が始まった。

それから2ヶ月ほど治療した頃、全身のCTを撮りまして。

その結果、治療開始前の病巣はほぼ消えている。
ただ、副作用で肺に水が溜まってきているので、この薬は一旦中止しましょう、ということになった。(昨年2月頃)

※この頃ね、ミョーに息苦しくて。。
たまに立ちっぱでいたりすると、貧血で倒れそうになることがしばしば。。
けどまさか、肺に水溜まってるとか、思ってもおらず。。

で、中止した分、他の薬に変えて治療を続行しましょうということになり、3月頃から別の薬に変えて3ヶ月ほど治療をした結果、効果が弱いことが分かり。。(昨年6月頃)

※例の肺に溜まってた水は、薬変えたら徐々に抜けたようで、呼吸はラクになりました。

そこからまた別の薬に変えまして。
すると、出だし好調で良く効いているようでした。
けれど、段々効き目が落ちてき出して、咳が出始めた。。(昨年10月頃)

11月にはいよいよ咳がヒドくなり、また薬を変えましょうということになった。


去年3月に薬を変えて以降、病状は進む一方で、この11月頃には病状はけっこう悪くなってしまってまして。。

喋ろうとするだけで咳き込んでしまい、
起きて息をしているだけでも辛く、なかなかキツかった。。

次に使う候補の薬は、1年ほど前に承認されたばかりの新薬で、飲み薬になるらしかった。
けど、この薬が効かなかったら、もう他に打つ手はない…というところまできてしまっていまして。。

日に日に、主治医の先生の表情も険しくなってきて。。

この頃ですね。私が、もうオリンピックまでは生きられない覚悟を決めかけたのは。

新薬なだけに、主治医の先生も実際にはまだ使ったことがなかったみたいで。
ただ、学会等では他病院で服用した患者さんの情報を得られてはいて、効き目は人によって差があるらしい…と言われてましたので、私も本当に効くのか?!と、半信半疑でした。

もぅ…ひっそりと、死んでいこうかな。。
毎日横になりながら、そんなことを考えてました。。

…と、これが、ブログを始める1ヶ月ほど前のお話です。

(続く)