本当に被害者ですか…?

志村けんさん死去…。

日本中に衝撃が走ったと思う。

昨年、志村けんさんが聖火ランナーに決定🏃

それを聞いた時には、私自身がその頃にはもうこの世にいないんじゃないか。。

という覚悟を決めかけていた。

それが今
・オリンピック延期
志村けんさん死去
という。。

悪くなっていた私の体は持ち堪え、
当たり前に行われるはずだったオリンピックは行われず、
当たり前に聖火を持って走ると思っていた人が、突然この世からいなくなってしまった。。

本当に、一寸先のことは分からない。。

(志村けんさんには、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。)


そして、この状況を踏まえて思うのは、
今回のコロナ騒動にしても『自分だけは』感染していない!と思っている人が多過ぎなんじゃないか?ということ。

Facebookを見ていても、コロナをこれ以上拡散させない為には、ああだこうだ!と言っている人に限って、不要不急の用事で街へ出て
「こんなにも人がいる!」なんて写真を載せている。。

この社会で生活している以上、今や誰一人感染していない確証のある人なんていないんじゃないだろうか???

重症化しにくい若者世代だけをバッシングするのも、違うんじゃないか?

もちろん、若者世代に意識が低い人の割合が多くて、無意識に撒き散らしてしまっている若者の多さは確かだと思うし、そんな若者とは違って自分は感染するような行動は一切取ってない!という方が殆どかと思う。

けれど、この状況下では、自分も『感染している』前提での行動を全員が取って取り過ぎることはないんじゃないか?
もちろん、私自身も!!

人間は、自分の『経験上』でものを考えるクセがあるんだとは思う。

今、この世に生きている人全員の共通点は
『死んだことがない』
(そりゃそうだ)

今までの経験上、大概のことがあっても死なずには済んできた。

だから、ちょっとやそっとでは死なないと思っている人が殆どだと思うし、
死ぬ人が出てくるような事態になっても、それは自分より高齢だったり、体が弱かったりする人で、元気に生きている『自分』は死なない
なんて吞気に考えてしまうんじゃないか?

正直、私自身が大病を発症するまではそうだった。。

特に私の家系は長生きで、私が知る限り85歳までに亡くなった人はいない。

だから自分も、そのぐらいは生きてしまうのかぁ💨なんて考えてしまっていたこともある。。

それが、まだ一般的には若いと言われる年齢で突然命に関わる大病を発症し、ひと段落したと思った頃に再発し、、薬が効かなくなって日に日に病状が悪くなっていく中、生きていること自体がどんなに『当たり前じゃない』ことか…前よりは分かるようになったと思っている。

私の家系は長生きで…とさっき書いたけれど、一人だけ例外がいる。

それは、私の曾祖母。
父方の祖母(享年99歳)の母。
彼女は、祖母を産んで2~3年で亡くなってしまった。。

歴史上、このコロナ騒動がそれに匹敵するのでは?と言われている『スペイン風邪』という流行病であっさり逝ってしまったと聞いている。

享年22歳。

どんなに長生き遺伝子を持って生まれたとしても、新型でワクチンのない病気に突然襲われたら、ひとたまりも無い。

人間とはそれほど無力なもの。。

何が起こるか分からない人生を生きている以上、ちょっとの油断で命を落としてしまわぬよう、一人一人の細心の注意が今必要なんじゃないだろうか?

そして、自分が死ぬか死なないかだけじゃなく、これ以上拡散してしまわない為には一人一人の『拡散させない』意識が、必要不可欠なんだと思う。

不要不急の用事で街に出て写真を載せていた人は
「自分にはうつさないでよ!」という『被害者意識』にしか思えない。

自分の行動を棚上げして、どうして人の行動を非難できるのか?

無意識に自分が感染していて、それを広めてしまっている可能性は考えないのか。。

仮に今はまだ感染していなくても、そうやって街へ出たことで感染し、それをまた拡散してしまうことへの責任は考えないのか。。

そういう意識の低さが、感染拡大につながってしまっているんじゃないのか??

生きている以上、どんなことでいつ自分が『被害者』になっても不思議ではないのと同時に『加害者』になってしまっても何ら不思議ではない。
特に今はそういう状況なんじゃないだろうか?

それを今、一人一人がもっと自覚するべきなんじゃないかと、私は個人的に思う。

※あくまでも個人的意見ですので、万が一気を悪くする方がいらっしゃったらごめんなさい🙏